〜肩こり・冷えのぼせ・眠れない夜に〜
50代前後になると、身体やメンタルの調子が今までと違うな…と感じる方が増えてきます。
肩こりや腰痛だけでなく、冷えたり急にのぼせたり、夜中に目が覚めて眠れないなど、いわゆる「更年期症状」と呼ばれる不調が重なって現れることがあります。
これらの症状は「ホルモンのゆらぎ」によって自律神経が不安定になり、体のあちこちに影響しているのですね。
☘鍼灸でできること
鍼灸は、ツボへの刺激を通して「血流」や「自律神経のバランス」を整えることを目指します。
その結果として、
- 肩や首のこりがやわらぐ
- 冷えやのぼせが軽くなる
- 気持ちが落ち着き、眠りやすくなる
などの変化を感じていただける方が多いです。
「ホルモンを直接調整する」わけではありませんが、身体全体の巡りをよくすることで、ゆらぎを和らげるサポートができます。
☘お薬との併用も安心
更年期のお悩みで病院に通い、お薬を飲まれている方も少なくありません。
当院でも「薬と併用しながら鍼灸を受けている」という方が多く、
「薬だけでは補えなかった部分が楽になった」
とおっしゃるケースもあります。
☘患者さんの声(例)
- 「夜に何度も目が覚めていたのが、最近は5時間まとめて眠れるようになりました」
- 「冷えのぼせが落ち着き、仕事に集中できるようになりました」
もちろん効果の出方には個人差がありますが、「少しずつでも楽になった」と感じていただけることが多いです。
☘ご自宅でできるセルフケア
鍼灸院での施術に加えて、日常の工夫も大切です。
たとえば、、、
- 寝る前に「三陰交(さんいんこう)」をあたためる
- 深い呼吸を意識する
- 軽いウォーキングで血流を促す
こうした小さな積み重ねが、不調のゆらぎを和らげます。
☘最後に
更年期は「人生の下り坂」ではなく、「次のステージに向けて心身ともに調整していく時期」です。
一人で抱え込まず、鍼灸という自然な方法を取り入れることで、心と身体のバランスを少しずつ取り戻していくことができます。
どうぞお気軽にご相談ください。