「なんだか足が重い…」その不快感、ほっとかないで!

夕方になると足がパンパンにむくむ、靴下の跡がなかなか消えない、夜中に急なこむら返りで飛び起きる…。

もし、あなたの足にボコボコと血管が浮き出ている(静脈瘤)が見られるなら、これらの不快な症状は血流の滞りが原因かもしれません。静脈瘤そのものは、血管の「弁」の機能が低下することで起こり、残念ながら鍼灸でその弁を元通りに治すことはできません。

ですが、鍼灸は、その不快な症状を和らげ、全身の健康状態を底上げすることで、あなたの日々の生活を快適にすることができます。

静脈瘤と「筋肉・経絡」の深い関係

静脈瘤による足の不快な症状は、主に血液がうまく心臓に戻れないことで起こる「うっ滞」が原因です。このうっ滞を解消するために重要なのが、ふくらはぎの筋肉です。

鍼灸医学では、このふくらはぎや太ももといった部位が、東洋医学でいう「経絡(けいらく)」、特に肝・脾・腎といった大切な臓器と深く関わっていると考えます。

当院の施術では、静脈瘤が出ている箇所と関連の深い筋肉や経絡上のツボを刺激して緩めていきます。

  • 硬くなった筋肉が緩み、血流を送り出すポンプ作用が回復する。
  • 滞っていた「気(エネルギー)」「血(血液)」の流れがスムーズになる。

これにより、直接的な静脈瘤の治療でなくとも、足に溜まっていた血液や老廃物が流れやすくなり、以下のような変化が現れます。

足から始まる全身への「波及効果」

鍼灸によるアプローチは、単に「足のむくみを取る」だけにとどまりません。足と関連する筋肉・経絡を整えることで、思いもかけないような嬉しい副次的効果が現れることが多々あります。

「足が楽になったら、腰も楽に!」 足の血流が改善し、ふくらはぎの緊張が取れることで、連動している腰や背中の筋肉の負担も軽減され、腰痛が緩和されることがあります。

    「胃腸の調子が整ってスッキリ!」 東洋医学では、足の経絡は消化器系(脾・胃)とも繋がっています。施術で脾の働きが整うと、消化吸収が改善され、便秘や胃もたれが改善したという方もいらっしゃいます。

    「なんだか血圧が安定してきた?」 全身の血流が良くなり、自律神経のバランスが整うことで、結果的に血圧が安定したり、夜の寝つきが良くなったりと、生活習慣病の予防・改善につながるケースもあります。

    まずは「全身の巡り」を整えることから

    静脈瘤の症状は、単なる「足のトラブル」ではなく、「全身の巡りが悪くなっているサイン」かもしれません。

    「手術するほどではないけれど、足の不快感はなんとかしたい…」 「長年続くむくみやだるさを諦めたくない…」

    そうお考えの方は、ぜひ一度、当院の鍼灸施術をお試しください。足の症状緩和はもちろん、あなたの体全体が軽やかになることを目標に、心身の状態に合わせたオーダーメイドの施術を行います。

    足から全身まで、スッキリ快適な毎日を取り戻しましょう!